【ポロシャツ】の起源を紐解く
みなさまこんにちは◎
今や夏の定番”ポロシャツ”
スポーティーな素材ながら、襟付きのデザインでカジュアルにもフォーマルにも着こなせる。
老若男女問わず幅広い世代に取り入れられていますね。
今日はポロシャツについて少しお話しようと思います。
ポロシャツの名前の由来
ポロシャツと呼ばれるようになった背景には「ポロ」という競技が大きく関わっています。
ポロといえば日本では競技人口が少ない為あまり知られていないスポーツですが、
紀元前6世紀、つまり約2500年前から存在するかなり歴史のある競技なんです!
馬に乗りながら木製のスティックを使ってボールをゴールに決めて点数を競う競技ですね。
その「ポロ」を行う際、指定のユニフォームはなく、
そこでルネ・ラコステがプレー中に着ていた機能性に優れたシャツを
ポロ競技の公式なユニフォームとして取り入れたのです。
そこから「ポロのシャツ」=「ポロシャツ」と呼ばれるようになりました。
今のポロシャツを生み出したのはルネ・ラコステ
今でもテニスやゴルフなどたくさんのスポーツで着用されているポロシャツ。
現在のポロシャツの形を生み出し世界中に広めたのは、
ワニのマークで有名なLACOSTEの創業者でもあるルネ・ラコステといわれています。
1920年当時、スポーツは紳士淑女のたしなみ事として捉えられており、
プレー中に着用するのは長袖のコットンシャツが一般的でした。
当時のテニスウェアはワイシャツにスラックスといういかにもフォーマルなスタイル。
動きまわり汗をかくスポーツをするためのウェアとしては機能性・実用性に欠け、当然動きにくかったようです。
そこで取り入れたのがジャージー素材。ここで再び登場するポロ。
ルネ・ラコステがジャージー素材を閃いた理由が、
ポロの競技で着用されていたジャージ素材のシャツだったといわれています。
さらに、紳士のスポーツであるテニスウェアとして相応しいアイテムになるように、
ポロで着用されていた丸首シャツではなく襟をつけた今のような形になりました。
まとめると・・・
ポロ競技で着用されていたジャージー素材の丸首シャツをルネ・ラコステが襟を付け、テニスウェアとして採用。
ルネ・ラコステが襟付きジャージー素材のシャツをテニスウェアとして着用。
↓ ↓ ↓
ルネ・ラコステが着用していたシャツをポロ競技のユニホームとして採用。
↓ ↓ ↓
「ポロのシャツ」 = 「ポロシャツ」と広まる。
こういった経緯になります。
ポロ競技とテニス、そしてルネ・ラコステは深い関係があるんですね。
ポロシャツの歴史や由来を知った上でポロシャツを着てみてはいかがでしょうか。
活躍の場が広がると思います♪
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